どうやら、イライラの原因は「自分の発した言葉」にあるらしい

漠然と、感情はコントロールできる「らしい」ことを知ってはいるけどなかなか実践できていない、やってみても効果ない。
この記事はそんな風にイライラの悩みからなかなか離れられずにいる方に、おすすめな記事になっています。
どうやらイライラの原因は「自分の発した言葉」にあるらしい
そしてイライラを上手にコントロールするものは実はいろいろあるらしい。
まず始めに、イライラは消えないことを理解しましょう。「すぐイライラしてしまうわたしはダメだ」「イラッときたけど、だめだ。イライラしないようにしなきゃ」と打ち消そうとするのはNGです。
自分を受け入れることはとても大事です。なのでむしろ、ネガティブに落ちてしまうくらいなら「イライラしてしまう私は悪くないぞ」と強い気持ちを心に。これだと図々しさが目立つようですが、良い・悪いの2択だけをしないでほしいのです。
イライラしているという経験をしている。そしてまた一つ成長ができる。体験しながら観察する(重要)
また、感情の発生源などを知るとイライラした時の対処法に役立ちますので、ご紹介していきます。
イライラはどこからやってくる?
イライラに限らず、すべての感情には源が2つあります。
- 記憶
- ピクチャー(映像)
この2つがあるから嬉しい・悲しいなどさまざまな感情が出てくるのです。
ピクチャーとは、頭の中で思い浮かべる場面のことです。そして言葉には必ずピクチャーがくっついてくることを理解して下さい。
例:「沖縄」と言ったら自然と綺麗な海やシーサーなど思い浮かべますね。これがピクチャー。
感情が生まれる流れはこうです。
「言葉」を発する・相手から受け取る
↓
その言葉にくっついてるピクチャーを無意識に頭の中に浮かべる
↓
その映像を頭の中で見る
↓
感情が生まれる
言葉とピクチャーは切っても切れない強い絆で結ばれています。ネガティブな時にネガティブな言葉を発するとそれに関連するネガティブな映像を頭の中に無意識に並べてさらにネガティブな気持ちになります。
ポイントは「言葉」
- 山積みの洗濯物
- ダラダラする夫
- 子どもがこぼして床に広がる飲み物
これらのようなピクチャーは、一目見ただけで一瞬にしてイライラが湧き上がるものです。
こんなことでイライラして・・・と1人反省会をあとからする方もいると思いますが、全然普通にイライラする出来事なので必要以上に自分を責めないで下さい。
(だからと言って、イライラに支配された状態でやりたい放題はNG。自分のためにも周りのためにも改善すべきです。)
この普通にイライラするピクチャーをイライラしないものに変換することができる魔法のようなもの。
なんだと思いますか?
それは言葉です。そう、ポイントは言葉なのです。無意識に頭に思い浮かべる映像を変えるために言葉が必要なのです。
「夏」
「冬」
この言葉を口にしてみて、思い浮かべることって全然違う風景や物ですよね?これと同じです。
「何してんの?」「もーイライラする」
↓
その言葉に関する過去のピクチャーを頭の中で見るからさらにイライラが膨らむ
「大丈夫!」「うん、いい感じだね!」
↓
出てくる映像や感情はどうなる?
試してみる価値ありですよ
言葉を制する者がイライラを制す
ワード → ピクチャー → エモーション !!!!
この順番をぜひ覚えてください。そして感情というものは言葉である程度コントロールできることを知ってください。そして言葉をコントロールしてみてください。
良いも悪いも言葉には感情を支配する力があります。意識的にやってみることから変化は起こります。