レビュー

2016年のクリスマスに見た空の話

yurina

ー2016年12月25日。

この日の夕方に見た空の記憶は私にとってとても衝撃的だった。目撃したという事実だけは忘れるはずもない。

当時私と夫は、夫の転勤先である茨城県にいた。夫は不規則なシフト制で遅番早番があり、私は花屋で主に15時くらいまでのパートをしていた。

ちょうど妊娠後期になる頃で年内で辞める事になっていた時期でもあった。クリスマスシーズンは夫の職業も忙しさを増す。

花屋というのもなんだかんだバタバタする時期なのである。クリスマス当日も花束の注文に来る人、ちょっとしたミニブーケをプレゼントに添える人、家に飾るために切花を買う人。

夫は帰りが22時となる訳だが私は16時過ぎくらいで退勤する。電車で10分もすると最寄駅に到着。

最寄駅から徒歩10分もしない所にショッピングモールがある。私はそこで予約していたチキンなどを受け取りに行った。

特にクリスマスの予定はなく、「せめてご飯くらいは」と思ったのだった。

さすがクリスマスといった感じに、チキンなどを求め多くの人が列を作っていた。なんだかんだ、ショッピングモールを出て家まで帰る頃には空はすっかり夜のように暗くなっていた。

私たちの住まいはショッピングモールからほとんどまっすぐ歩くこと約15分のところにあった。今思うと、バスも本数が少なく不便だっただろうに、一年半よく暮らしたと思う。

ショッピングモールを出たのは17時過ぎくらいだろうか。この日は寒く、真っ暗な上に人気もなかった。小さな踏切を渡るために向かっている時だった。

「シャーシャーシャーシャー」

自転車を漕いでいるような音が聞こえてきた。違和感を感じる。自転車が近くを通る時に聞こえるような音が上の方から聞こえるので立ち止まった。

音を聞きながら上を見上げると、私は今までに見たことのない形の飛行するものを目撃した。

飛んでいる三角のもの

大きさは、低めに飛んでいる飛行機などと比べても全然大きかった。形は三角っぽい。中心に丸い窓のようなものあり。暗くてはっきりとは見えないが、少し透けているような気がした。中の様子などは何も見えない。

かなり低い場所を飛んでいるのにも関わらず音がシャーシャーいっているだけ。とても静か。そんなのありえない。

この飛行するものは南から北の方に向かって進んで行き、山の方へ見えなくなっていった。ポカーンとしたままあっという間に消えてしまった。あんなにはっきりと近くで見たのに、驚きすぎて写真を撮れなかったことを未だに後悔している。

今になって思うと、「こいつはボケーっとしてそうだし、目撃されても何も問題ないだろう」とか思われていたのではないかと妄想する。馬鹿にされてて悔しいが本当にその通りなのがさらに悔しい。

私はUFOというより、戦闘機か最新の飛行機かなにかだろうと思う。一般人が知らないだけでこういった技術はかなり進んでいて、まぁクリスマスだしお散歩がてら飛んでいたのでは?という結論になった。田舎だしこの辺りの人は案外目撃しているかもしれない。

色々検索をして、同じような目撃者はいないか探してみたりもしたけど6年経った今もまだ見つけられていない。

しかし調べていくとTR3Bというものが存在するらしいことに辿り着く。それか。

この前、エアコンの掃除を業者に頼んだ時に言っていた言葉が心に残っている。「エアコンはね、もっと掃除しやすいように、使いやすいように作れるはずなんだよ。でも、そうするとエアコンが売れなくなっちゃうしね。あえて今ぐらいのスペックにしていると僕は思っているよ。」

こんな言葉や私が見た三角の飛んでいるものを通じて、世の中、意外と知らない技術や進んでいる技術がありそう。儲けを優先にして、あえて世に出さないもの結構あるんだろうな。という考えにまとまりました。(完)

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三姉妹の母。アラサーです。 お絵描きしたり自由にブログやってます。
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