胎脂とは?産まれたての赤ちゃんについてる白いものの正体

壮絶な痛みを乗り越えてやっと可愛い我が子とのご対面。
嬉しさとか感謝とかやりきった感とか解放感とか安心感とか色んな感情でいっぱいになりますよね。
そんな中、
「生まれましたよ〜!」と抱き上げてくれた瞬間あれ!?赤ちゃんに白いものがベタベタついてる!!と一瞬、驚いた方わたし以外にも結構いるんじゃないかなと思います。
3回出産をしましたが末っ子ちゃんの時だけこの白いものが沢山ついていて(なんだろう、これ!!)と赤ちゃんに会えた喜びを噛みしめつつギョッとした記憶があります。
実は臨月に入って食欲が止まらなくなり揚げ物や甘いものをつい食べちゃうこともあり、もしかして食べた物が原因!?と罪悪感が湧いてきたり。
この白いものは一体なんなんだろう??
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産まれた時赤ちゃんについている白いもの「胎脂」についてまとめました。
これから出産する方や産後赤ちゃんについていた白いものが気になった方におすすめの記事になっています。
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白いものの正体は胎脂でした!
胎脂(たいし)は天然の保湿クリームと呼ばれていてママのお腹の中で妊娠6ヶ月頃から作られ始めます。
いざ外の世界に飛び出た赤ちゃんを乾燥から守るために、お腹の中にいる時から全身を胎脂で覆って準備を始めます。
胎脂の役割
- 乾燥から守る
- 体温を保ってくれる
- 雑菌から守ってくれる
- 産道を通りやすくする
- 羊水の中でもふやふやにならないように肌を守る
お腹の中でも、そして外の世界に出る時にも、出た後にも赤ちゃんを守ってくれる大切なものなんですね。
胎脂が多い子と少ない子の違いは?
わたしは3人の娘を出産しましたが、どのお産でも生まれた直後に胸の上に置いてもらいました。
すぐ近くで生まれたてホヤホヤの赤ちゃんを見ることができましたが末っ子ちゃんだけは「え!?」と思うくらい胎脂がべったり。
今まで全く気にすることなかったので胎脂という存在すら知らなかったですが、胎脂は予定日が近づくにつれてだんだん減っていくらしい。
だから予定日より早く生まれた赤ちゃんは胎脂が沢山ついてることが多いみたいです。
※もちろん個人差があるので予定日過ぎても胎脂たっぷりな赤ちゃんもいますよ
胎脂が多い末っ子ちゃんは予定日より1週間早く生まれましたし胎脂が少なかった長女次女は予定日過ぎての出産だったのでちょっと納得。
胎脂にママの食生活は関係ない
脂っこいものを沢山食べたからかな・・・と罪悪感が出てきちゃうこともあるかもしれないですよね。
昔はママの食生活が胎脂に影響を与えていると言われることが多かったようですが最近ではそんなに関係ないということが分かっています◎
もし周りの人に胎脂について嫌味のような言葉をかけられても気にする必要はありませんよ!
胎脂をあえて残す「ドライケア」
生まればかりの赤ちゃんを数日間沐浴をしないでタオルで拭き取るだけのケア方法。
赤ちゃんは生まれてから3〜4日くらいまではほとんど汗をかかないので温かいタオルで拭き取るだけでも十分なんですね。
そして胎脂も沐浴だと洗い流されてしまうけどドライケアならほどよく残り赤ちゃんのお肌を守ってくれます。
このケア方法を取り入れてる産院も増えてきているそうです。
胎脂コスメに注目♡
赤ちゃんの皮膚は大人と比べると1/2ほどの薄さらしい。
デリケートな肌を守る胎脂の役割に注目して、胎脂に近い成分を使った頼もしいコスメもおすすめです。
カネボウさんが赤ちゃんを覆う胎脂に着目して開発したベビーソフトオイル処方。
大人のわたしたちにもうるおいをたっぷり与えてくれます♡
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